クラシックギターの弦高調整と、信頼できるリペアマンとの出会い

こんにちは、Smallギター・ウクレレ教室の市岡です。

今回は、私が長年愛用しているクラシックギターにまつわる、少し前の出来事を思い出して綴ってみたいと思います。

🧵弾きづらさから始まった、ギターとの向き合い

そのギターは、1976年に製作されたホセ・ラミレスの1Aモデル。

クラシックギターの名器として知られ、私にとっても特別な一本です。


しかし、ある時期から弦高が適切な高さよりもかなり高くなり、演奏するたびに指が痛くなるほどでした。

ナットやブリッジを調整しても、すでに限界まで下がっていて、これ以上の改善は難しい状態。


クラシックギターには、アコースティックギターやエレキギターのようなトラスロッド(ネックの反りを調整する金属棒)が入っていません。

そのため、ネックの反りを調整する手段が限られており、分解して直すこともできない構造でした。

🔧指板を張り替えるという選択

それでもどうにか弾きやすくしたい——そんな思いに応えてくれたのが、信頼できるリペアマンの方でした。


彼は、通常の調整では対応できないことを理解した上で、指板の厚さを変えるという方法を提案してくれました。


具体的には、フレットが打ち込まれていた高さまで指板の表面を削り、平らに整えた上で、新たな指板を張り合わせて、適切な弦高になるように調整するという、非常に高度な修理です。


正直、「本当にうまくいくのだろうか…」という不安もありました。でも、結果は見事でした。

🎶修理から10年以上——今も快調に響く音

その修理から、もう10年以上が経ちます。  

今でも何の問題もなく、快適に弾けていて、音も安定しています。


あのとき、思い切って相談して本当に良かった。

そして、楽器を大切にする気持ちに寄り添ってくれる人との出会いが、音楽を続ける上でどれほど心強いかを実感しました。

✨まとめ:楽器と長く付き合うということ

楽器は、ただの道具ではなく、音楽を共に育てていく“相棒”のような存在です。

弾きづらさや不具合があっても、諦めずに向き合うことで、また新たな音が生まれます。

そして、信頼できるリペアマンとの出会いは、音楽人生においてかけがえのない財産になるのだと思います。

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