こんにちは、Smallギター・ウクレレ教室の市岡です。
最近、eスポーツの動画を見ていて「ストリーマーがプロ選手にコーチングしてもらう」という場面がありました。
そこでふと気になったのが、「ティーチング」と「コーチング」って何が違うんだろう?ということ。
ギターなどの教室の講師は「ティーチャー」なのか?それとも「コーチ」なのか?
今日はその違いについて、私なりに整理してみました。
🎓①ティーチングとは「知らないことを教えること」
ティーチングは、先生 → 生徒へ、一方向に知識や技術を伝える行為 です。
・コードの押さえ方を教える
・リズムの取り方を説明する
・正しいフォームを示す
・練習方法を伝える
つまり、“知らないことを知る楽しさ”を提供するのがティーチング。
ギター、或いはウクレレを始めたばかりの生徒さんには、このティーチングがとても大切です。
🧭②コーチングとは「生徒の中にある答えを引き出すこと」
一方でコーチングは、質問や対話を通して、生徒自身が気づくように導く行為 です。
・「どんな音を出したい?」
・「今の押さえ方、どう感じた?」
・「どこが難しいと思う?」
・「どうすれば弾けるようになると思う?」
こうした問いかけによって、生徒さんは“自分で考える力”を育てていきます。
そして、自分で気づいたことは、忘れにくく、上達が早い。
🎯③ティーチングは最初は楽しい。でも続けると苦しくなることも
ティーチングは即効性があります。
・できなかったことができる
・新しい知識が増える
・正解が分かる
最初はとても楽しいんです。
でも、レベルが上がるにつれて…
・指示が増える
・正解が固定される
・自分で考える余地が減る
こうなると、“やらされている感”が強くなり、楽しさが薄れてしまうという現象が起きます。
🌱④コーチングは最初は大変。でも続けるほど楽しくなる
コーチングは、最初は少し大変です。
・自分で考える
・自分で選ぶ
・自分で気づく
でも、このプロセスを通ることで、生徒さんは“自立したギタリスト”になっていきます。
そして一度この状態になると、あとは自然と上達していく。
私が理想としているのは、まさにこの状態です。
🎸⑤では、講師は「ティーチャー」?「コーチ」?
結論はこうです。
・ 最初はティーチャーである必要がある。
基礎がなければ、気づきも生まれません。
・上達してきたら、コーチの役割が必要になる。
生徒自身が“弾きたい音”を自分で見つけられるように。
つまり、講師はティーチャーであり、コーチでもある。
生徒の成長段階によって役割が変わるのです。
✨まとめ
生徒の“弾きたい”を叶えるために、2つの役割が必要
・ティーチングは「知らないことを教える」
・コーチングは「生徒の中にある答えを引き出す」
・初心者にはティーチングが必要
・上達してきたらコーチングが効果的
・講師はその両方を使い分ける存在
私自身、生徒さんが“自分で弾けるようになる力”を育てたいと思っています。
そのために、ティーチングとコーチングの両方を大切にしながら、これからもレッスンを続けていきたいと思います。