ウクレレの教本は困ったことにあまり数がない上に決定版といえるような本がありません。(もしかしたら存在するかもしれませんが…)
ギターの教本でもそうですが大体一通りの奏法など載せているけれどそのひとつひとつにさいている内容が薄すぎて、次から次へと進んでいくので習得していくというより知る本みたいになっているし、練習曲の選曲なんかも理解出来ないこともあったりします。
それでいて本のタイトルには「ラクラク弾ける」とか「やさしく学べる」「すぐに弾ける」とか書いてあるので困りものです。
しかし、もちろん全部が全部ではありません。部分的にここの説明は分かりやすい!レッスンで取り入れよう!と思うこともあります。
とにかく割いている量が少なすぎる、この内容で弾けるようになるとは思えないようなことがとにかく多い。
だけれど出版社の事情もきっとあるのだろうから仕方がないことなのかもしれません。
楽譜の本が並んでいるのをみれば分かるように教本よりも曲集の本のほうが圧倒的に種類が多いですよね。
最近はもうそんなにですが一時期は色んな教本を買って勉強しました。
説明する言葉や1頁辺りの文量、例えの譜面、教える順番、優先するべきものなどなど。
教える者としてすべて100%伝われば1番いいのですがそんなことは絶対にないのでどうすれば100%に近づけられるか。
答えのない問題のようにいつまでも追い続けています。