ソロやメロディ弾きにおいて是非ともマスターしておきたいことはポジション移動とその運指決め。
特にウクレレは弾ける音域が約2オクターブ(ドレミファソラシドともう一回り高いドレミファソラシド)と狭いため①弦5フレットや7フレットなど当たり前のように出てきます。
そうなると4本しかない指で押さえるためにはポジション(人差し指を基準にした左手)の移動が必要不可欠です。そして、その上で運指(どの指で押さえていくか)を決めていくのですがある程度のルールがあるので理にかなった運指を目指したいところです。
最近の教本や曲集ではその運指が書かれたものもあるので始めはその通りに押さえていく練習に活用しても良いと思います。
出来ればなぜそのような運指になっているのか考えられるようになればご自分でも運指をつけられるようにもなるかと思います。
因みに弾く人は手の大きい人もいれば小さい人、指がよく開く人開かない人など多様です。本に書かれている運指がすべてではないのでルールの上でその人に合った運指を考えたいですね。
この教室のHPでも『ポジションと運指』に関わるブログ記事はよく見に来られる方も多いみたいで結構皆さん悩みのタネなのかな?と思います。
始めはなかなか考えるのが難しいのですが慣れてくると一種のパズルのようで色んなパターンを試して合理的かつ弾きやすい運指を思考するのも楽しかったりします。
今日もそんなレッスンをさせてもらい思ったことでした。