過去にもブログで挙げたことがある楽器店「まるふく」へ用事で行ったら生徒さんに出会いました。
とても驚きましたが思い返してみればギターを始められる時にこの楽器店の紹介をしていたので不思議ではなかったけれどタイミングはまさに新たにアコギを購入しようかどうしようか?という最中、しかもマーチン(1992年製D-35)。
まるふくさん曰く、このマーチンはネックとボディのつなぎ目が裂けていたりボディ裏側のバインディング剥がれ、表面板の割れなど…とてもじゃない状態で色々話しを聞きましたが見事に音も問題なくとても良い状態に完全修復。
商売をしているので当然なのですが話し1つとってもいまだに勉強になるのでとても有難く生徒さんと一緒になって聞いていました。
ものづくりの技術というのはどんどん進化してよりレベルの高いものになる一方で、天然の資源(木材)は限りあるものなので質の良いものから減っていくでしょうし長い時間をかけて値上がりもするので、いずれ超高級化して希少価値のあるものになるのではないか?新たに製作することよりも修復することで大事に扱わなければならない時代がいつか訪れるのではないか?と聞いたことがあります。
もしかしたらいまが、質がまあまあ良く技術的にも高い良い時代なのかもしれません。楽器メーカーは商売上どうしても質良い高級モノより、程よい安価の量産、売上の安定性が重視されるのでいま高値のモノは本当に大事に希少なものになるのかもしれませんね。