前回はピックの持ち方とピックの形をご紹介しましたが今回はその続きということでピックを使ったピッキングの仕方とピックの厚さの種類について簡単にご紹介しようと思います。
まずピッキングとは弦を弾くこと全般を指しますので、ピックを使ったピッキングとはその言葉の通りピックで弦を弾くということですね。
因みに上から弦を当てるダウン・ピッキングと、下から弦を当てるアップ・ピッキングがありますがどちらにせよピックは傾けずに常に弦に対して水平に行いましょう。
これは前回のピックの持ち方と同様で簡単なことなのですが正解が分からない!という声が多いです。
ダウン・ピッキングとアップ・ピッキングを交互に繰り返すことをオルタネイト・ピッキングと言いますがオルタネイト・ピッキングでも同じく水平に弾きます。更には弾く弦が1本でも複数でも変わりはありません。
さて次はピックの厚さについて。厚さの種類があることや、ピックの厚さで弾きやすさが大きく変わることをあまり知らない方もみえたりします。ご存知ない方は試してみてください。
その厚さの幅は約0.50mm〜約1.15mmと倍違いのものがあり、弾く用途に合わせて私は教室でアドバイスをしています。
ピックは薄く柔らかいと弾きやすいけれどあまりいい音は鳴らずピックが削たり割れたりするので中間の約0.70mmあたりが無難のように思います。
サムネ画像のピックの表面には何mmか書かれたものですがピックによってはMediumやHeavyと英語で書かれたものもあります、大体の厚さは以下のように定められているようです。
Thin(約0.50mm)、Medium(約0.70mm)、Heavy(約1.0mm)、Extra Heavy(約1.15mm)