先日ご入会いただいた生徒さんのエレキギターの弦高(ざっくり言うと指板から弦までの距離)が開きすぎて押さえにくいということでお預かりをして調整をしました。
エレキはアコギと違って六角レンチを使って調整が出来るので結構自力で出来たりします。
今回の件は教室を尋ねる以前にAmazonで購入されたようで、若干ネックの反りも気になる所ですが弦高も最大限高くなっていて弦高の開きは⑥弦で約3ミリ、私も実際に触ってみてすぐに高いと気づきました。
ギターはどんなに安物でも弾きやすさまで犠牲にしては本末転倒です。出来るだけ弾きやすい状態にしなければなりません。それは裏を返せば、どんなに高価な木材を使った高級ギターでもネット反りが酷い状態では弾きにくく意味がないということです。
エレキギターは特にアンプがそこそこ良いモノであれば高価なギターでなくても状態が良ければ始めるには十分だったりします。
⑥弦は約2ミリとギリギリ基準値内にまで落とし、生音では少しビビるもののアンプを通せば問題ない範囲になったと思います。ただそれでもなんとなく弦高が高く感じるのは若干のネック反りによるものなのか…、一旦はこれで様子をみてみようと思います。
リペアなどの職人ではないのでアレコレなんでも出来るわけではありませんが出来る範囲の処置やアドバイスは出来ます。今ではネットで情報を識ることも出来ますからね、情報のすり合わせとして聞いていただくことも良いと思いますよ。