疲れない練習は練習ではないと思おう

タイトルの文章だけをみると「やっぱりたくさん練習しなきゃダメなんじゃん!」と思われてしまうかもしれませんが、長時間体力が続く限りひたすら弾こう!?という話しではありません。

 

ここで1つ、過去にチューリッヒ大学のヤンケ博士が行った、ピアニストと音楽家ではない人とで同じ速さ・同じ指の動きをして、脳の活動している神経細胞の量を比べるという実験がありました。

 

その結果、「ピアニストのほうが音楽家ではない人よりも活動している神経細胞の量が少なかった」と出ています。つまり同じ演奏でも慣れていない時の方が脳は活発に動いているということです。脳は慣れないことに順応しようと頑張っているんですね!

 

このことから分かるようにその時々で慣れていないことの練習とは多少なりとも負荷がかかり、結果疲れるわけです。

 

なのでこの性質を上手く利用して、まず少し疲れるくらいの内容の練習を短時間で徐々に慣らしていき、疲れなくなってきたら少しだけ負荷を大きくし、少しずつ短時間で出来ることを広げていくのが良いでしょう。もし時間の量を増やすならばその後で良いと思います。

 

練習の仕方なんて私がギターを習っていた時は教えてもらったことがなかったので、ただひたすら時間があれば弾くとしか思っていませんでした。これはまだ習っていた当時に知りたかったことでした。

  •  基本的に新しいことを身につけるのは疲れる、でも慣れると飽きてくるのが人。
  • 練習し慣れて飽きてきたら、少しだけ新しいことを取り入れる、というのを繰り返すと大きな負担なく続けられる。
  • 【習慣→慣れ→飽き→習得→次】
  • 1度に負荷をかけすぎると継続が難しくなるので注意すること。

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