「家で練習をしなくても教室に通っていれば上手くなっていく」と思っている人がいる。
とあるピアノ教室のページで見かけた記事で、このことに対して意見が飛び交い賛否が分かれていました。
これと同じ理屈として「水泳教室はプールがある施設・教室に通って上手くなる、当然家では練習出来ないから練習はしない」と同じ感覚だそうで、だから家ではピアノを置かないし、練習もしないという事だそうで、なるほどなぁと思いました。
水泳の練習なんて普通の家庭で出来るはずもないので、結果家で練習しない(正確には出来ない)ということに繋がると思うのですが、それはピアノやギターでいう所の「音が大きくて近所迷惑になるので家では弾けません」と言っているのと同じように聞こえます。
私はそういう環境下を承知の上で通いたいというのなら構わないと思いますが、通っていれば上手くなっていくというのも、自宅で練習を「した」のと「しない」のでは全く変わってきます。だからオススメはしないですね。
しかし、一方で中には堅苦しく習うというより気分転換でレッスン時間を楽しむ方もみえます。仕事や家庭の事でなかなか練習出来ないけれど、教室に来ることで日常から離れて好きな事に集中出来て元気が出た！なんていう声もあります。
小学生の頃から通われている学生さんでも中学生・高校生になってくると勉強に追われ、習い事を休むか続けるかということがありますが、続ける場合はテスト前になるとレッスンは息抜きになると言う子もいます。小学生くらいから習い始めていると基礎も出来てきて、少し難しい事もそこそこ形になるくらい出来る頃でもあるので続けられると思います。
一方、中学生になってから習い始めた子は基礎がそこまで出来ていない状態なので両立は難しく、大体テスト前や受験前になるとお休みされることが多く感じます。
どれくらいのペースで続ける・通うかは教室の先生とよく相談されると良いと思います。